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石井さんの今日要

お付き合い頂いてありがとうヽ(´◡`ノ

ソーシャルを頑張ってどこにいくのか

IT ICT 考え方 デザイン web

ザックリこんな記事

  • Facebookとか流行ってますね。
  • ソーシャルメディアってそもそもなんだっけ。
  • クチコミしたら結局どこ行くの?
  • Webのなかのソーシャルの位置づけを理解しよう。
  • トリプルメディア論って考え方があります。
  • 結局、自社メディアの充実が大事ですよ。
  • ソーシャル時代だからこそ自前コンテンツの充実が大切ですよ。

Facebookとか流行ってますね。

みんなさんこの記事を閲覧されている方は、だいたいソーシャルネットワーク経由ではないかと思います。毎日Facebooktwitterなどを楽しまれていることでしょう。制作サイドの方の中には毎日更新が必死という方もいらっしゃるかも知れませんし、経営者層の方々には、新たな人脈つなぎツールとして友達申請に必死の方もいらっしゃるかも知れませんね。

ところで何かメリットありました?

みなさん利用方法は様々だと思いますが、おそらく半数以上の方が少しでもビジネスに絡んだソーシャルネットワークの使い方をされているのではないかと思います。さて皆さん、ここで一度考えてみましょう。ではこれまでにソーシャルネットワークからの収益はどれくらいありましたか?実際にリアルなお金でなくてもOKです。何か収益が上がりましたか?

勝手な想像で恐縮ですが、制作サイドの方なら、Facebookページのカバー制作や運用費用が多少....。経営サイドの方なら普段慣れないネット操作を必死にやって、友達を繋いでと時間に換算するとちょと赤字だったりしませんか?むしろ、広告などでお金を使ってしまっていませんか?

いいね!のチカラ

正直あんまりガッツリ収益を上げているひとは、ほんのごくごく一部だと思います。それでも何故、特にFacebookは見てしまうのでしょうか?どうして時間を費やして何らかのアプローチしてしまうのでしょうか?

そのひとつとして力を発揮しているのが「いいね!」です。Facebookでは誰しもが必ず押すこのボタンが惹きつけて病まないファクタのひとつと言えるでしょう。心理学的な観点で言うと相手に対して良いアプローチを交換するストローク(心の栄養)と言う考え方があります。ストロークはすごくベタに言えば、「構って構って〜。の心理状態をいいます。」
誰しも褒められて怒る人はいない(少ない)はずですね。そんな肯定的なストロークを得たいという欲求を満たす装置として「いいね!」が力を発揮しているといえます。 皆さん何か投稿したとき、0いいね!だとやっぱり寂しいですよね。そんな心理的な欲求の部分をうまくくすぐっているのがFacebookのうまいところなのかも知れません。このように、これはこれで、収益とか利益とか無視して、心の栄養補給のひとつの方法と考えればとても有効なメディアと言えます。

ソーシャルメディアってそもそもなんだ?

ソーシャルメディアと言う言葉を再三耳にして、「インターネットってYahoo!のことじゃないの?」と同じくらいに、「ソーシャルってFacebookのことじゃないの?」となっている方も少なくないかと思います。ここであらためて、ソーシャルメディアの意味を確認してみましょう。

ソーシャルメディア
インターネット上で展開される情報メディアのあり方で、個人による情報発信や個人間のコミュニケーション、人の結びつきを利用した情報流通などといった社会的な要素を含んだメディアのこと。 = e-Wordsより

となっています。よく平たく言えば「ネット上のクチコミ」と表現されるメディア手法のひとつです。では一体、私たちは何をクチコミしているのでしょう?そしてそのクチコミ(いいね!やシェアなど)をしたら、その後どこへ行くのでしょうか。

ソーシャルメディアはWebメディアのひとつのジャンルに過ぎない

ソーシャルメディアは別名、UGC (user-generated content=ユーザ生成型コンテンツ)と呼ばれます。よって、当たり前かも知れませんが、メディアの交わされる場には、その場を提供してくれている者のオリジナルのコンテンツは存在しません。平たく言うと、あなたのニュースフィードにFacebook社のオリジナルコンテンツはガンガン出てこないのです。そこに集まったユーザー同士が持ち寄ったネタ(クチコミ)で成り立っているのです。

そのネタはどこから来るのか?

毎日面白いネタを提供してくれているニュースサイトもたくさんあります。またお友達が多い方には、ブロガーさんだったり、特定のジャンルのインフルエンサー的な方もいらっしゃるかも知れません。そういった”情報源”となるコンテンツの多くはソーシャルネットワークないには存在していないのです。一番ベタな例としてあげるなら、Facebookページ内の投稿はすべてブログの自動リンクだったりと言った具合でしょうか。
よくある事例ですが、面白そうだなとクリックしたら、外部へリンクしていませんか?このように結局ほとんどの情報源はソーシャルサイト内には存在していないのです。

トリプルメディア論と言う考え方

Webのコンテンツの位置づけは大きく3つに分類されると定義した、トリプルメディア論という考え方があります。その分類は次の通りです。

  • ソーシャルメディア(Social Media)・・・Facebook , twitter , Ustream など、クチコミ的なコンテンツ
  • ペイドメディア(Paied media)・・・AdSens , PPC広告 , バナー広告などお金を払って出稿するコンテンツ
  • オウンドメディア(Owned Media)・・・コーポレートサイト,キャンペーンサイト,ブログなど自社独自のコンテンツ

これらの3つの属性メディアはそれぞれリンクしています。そして上手な使い分けが必要となります。なんだか難しく聞こえるかも知れませんが、いちばん簡単な例が、オウンドメディアとソーシャルメディアの連携ではないでしょうか。あるブログ記事を読んだ→共感した→いいね!やシェアボタンを押した。この流れがまさに各メディアの連携例でいちばん使われている手法だと思います。

結局”情報源”は自社メディア

こんな話をあえて展開して、ご理解頂けたと思いますが、現状ではほとんどのソーシャルコンテンツの情報源は、結局、自社のサイトなのです。よって、ソーシャルの時代だからと、自社のFacebookページだけを頑張ってしまったり、そちらに重点を置いてしまうことはとても危険なことなのです。実際にコンサルティングしているクライアントで、その路線をとった方々は、軒並みアクセスも問合せも減らしてしまっています。

ソーシャル全盛の時代だからこそ自社メディアの充実を

やっぱりWebの例だけでは小難しく聞こえてしまうと思うので、ちょっと昔風な例えをしてみます。江戸時代に「かわら版」という媒体が存在していたことは皆さん時代劇などでもご存じだと思います。そこに当てはめて考えてみましょう。そうするとこうなるのではないでしょうか。

  • ソーシャルメディア=かわら版売りの口上
  • ペイドメディア=かわら版として流通する刷られた紙
  • オウンドメディア=かわら版に書いてあるお話

こうして当てはめ変えてみても判るとおり、ソーシャルメディアという媒体は現代の強力な呼び込み係といえるでしょう。そうであれば当然、強力な呼び込み係が強力な呼び込みができるネタがなければ始まりませんね。
だからこそ、時代はソーシャルだと騒ぎ立てていないで、自社のコンテンツの充実が必要なのです。

一説にはソーシャルメディア時代の次の主役はオウンドメディアだと言われています。”オウンドメディア=自社サイト”であれば、また一昔前に逆戻りするのか?ということになりますね。しかしそこは異なります。厳密には”自社サイト≒オウンドメディア”となります。
自社サイトとオウンドメディアの違いは、”直接的なコミュニケーションを継続的にとることができるかどうか”にあります。 毎回呼び込み先経由で自分がひいきにしているコンテンツへはアクセスしないはずです。

ちょっと例がアレかも知れませんが、夜の呑み屋さんを考えてみてください。初めて行く店なら呼び込みのお兄さんの威勢で惹かれることもあるでしょう。そしてそのお店が気に入れば、呼び込みがなくてもそのお店に足を運ぶようになりますよね。

このように、WebやWebに限らずメディアがどこまで発達しても、本質はどれだけよいコンテンツを発信出来るかにかかっています。クライアントサイドの方やその経営者層の皆さんは、目新しい媒体画のチャレンジも今まで通りすすめましょう。そして、それと同時に常に自社が訴えられる強みのあるコンテンツを意識する必要があります。
その逆の立場である制作サイドの人たちは、コンテンツが見いだせずにいるクライアントに、原稿提出期限を迫るだけではなく、共に見いだす努力をしていく必要があると思います。、”提出が遅いと言うこと=得意げに話せない=自社のコアコンピタンスが判ってないということ”なのですから。そしてより良質なコンテンツ運営に心がけていきたいものですね。