石井さんの今日要

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iPhone 5S のバッテリー交換をやってみた

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1週間ほど前からiPhone のフロントパネルが急に浮き始めました。どんどん浮き上がりが激しくなってきました。ついにはバックライトが普通に見えてしまうほどになりました。おそらくバッテリーの膨張によるものだと思われます。ということで、iPhone 5S のバッテリー交換を自分でやってみました。(約6分な記事:約3,000文字)

バッテリーが膨張してくると…

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あまりに浮きすぎて万が一にも角落ちでもしたら確実にディスプレイが割れるか欠けるかしそうな状態です。また、長雨の中持ち歩くというのもなかなか恐ろしい状況になってきました。さらには、使用中にも5分もすると発熱で、ケース越しにも手に持っていられないぐらいな状況になり、いよいよ何かしたら対策が必要となりました。

新型まで待つのは無理だったみたい

本来なら新しいiPhone 6S / 7 とされるものが噂通りであれば、9月半ばにはリリースされるはずです。なのでそれまで何とか持ちこたえたかったところですが、さすがに修理しなければいけない状況となってしまいました。ということでAppleStore に持っていって修理に出そうと考えました。

weekly.ascii.jp

保障期間も切れているし、iPhone 修理屋さん行きか?

オンラインからGenius Bar の予約をしようとしたところ、最短でもあと1週間後からしか予約が取れません。さらに、1年の保障期間も切れ、AppleCare にも入れていないので、あまり良い回答は期待できない予感がしました。ということでいろいろとググってみたところ、いわゆるiPhone 修理屋さん 的なところへ持ち込むのが良い選択肢としてあがってきました。それらのサイトをチェックしたところ、バッテリーの交換費用は、だいたい1万円前後でした。

結局、自分でバッテリー交換することに

さらにネットで調べていくと、Amazon で案外普通に交換バッテリーだけで販売していることを知るに至りました。iPhone 交換用バッテリーの価格は800円〜5,000円前後で、4S 用, 5/5S 用, 5C 用 6 用がいくつも出品されていました。平均して1,500円ぐらいのラインのモノが問題なさそうな感じでした。 交換方法も調べてみたところ、案外簡単そうでした。ということで、自分でバッテリー交換をやってみることにしました。

交換バッテリー選びのポイント

いくつもあったので次の点を判断ポイントとしました。

  • 正規品PSE対応であること
  • レビューの評価が低すぎないこと
  • 工具がセットなこと

PSE対応とは、ザックリというと、電気用品安全法に適合した日本で使って良い電気製品としての検査をクリアした製品であるというお墨付きのことです。これに適合していない海外メーカーの電力を要する製品を国内で使うことは厳密には違法と言うことになります。詳しいことが気になる方は、こちらかでチェックしてください。

輸出・海外規格|FACTORIST|キーエンス

専用工具も案外重要です。私は前々からなぜか、Mac 本体の分解修理やカスタマイズをする機会に幾度となく恵まれてきました。その際には都度、専用分解工具が必要となってきました。そんな経験からも、確実に専用工具がなければiPhone の分解は不可能であろうことは想像ができました。

いよいよバッテリー交換開始

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iPhone 5S 用の交換バッテリーと工具のセットがAmazon から届きました。ということで早速、交換作業をスタートです。 ここからは写真ベースで交換の方法をご紹介していきます。 ちなみに購入したバッテリーはこちら。

1.まずはバックアップ

万が一に備えてiPhone のデータをバックアップします。 今回は物理的に接続して、iTunes にバックアップを用意しました。

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2.SIM カードを外す

iPhone に付属していたクリップを使い、SIM トレーを引き出します。

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3.Lightning コネクタ脇のネジを外す

Lightning コネクタの両横にあるネジを外します。すさまじく微細な星形トルクスレンチでネジを外していきます。

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4.タッチパネルディスプレイをはがず

吸盤を画面のホームボタン側に貼り付けて引っ張り上げていきます。 カメラ側の辺をヒンジ軸にする要領で開いていきます。

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このとき堅めですが勢いよく引きはがしてしまうと、画面と本体を繋いでいるケーブルを破損してしまうので慎重に進めます。まずは特にホームボタンと本体が繋がっているケーブルをちぎってしまわないように注意すると良いでしょう。

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浮いてきたらヘラ(フロントカバーオープナー)で徐々にこじ開けていきます。

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5.本体とディスプレイを繋いでいるコネクタを外す

まずはホームボタンのコネクタを外します。

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続いて上部にあるカメラやディスプレイ、マイク類のコネクタを外していきます。これらのコネクタはシールドパネルで押さえられているのでネジを外してから慎重にヘラでコネクタを引き上げます。 ネジが極めてちっこいので取り扱いには細心の注意が必要でした。

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6.本体とフロントパネルの分離完了

これで無事フロントパネルを取り外せました。 順番が解らなくならないように、外した順に並べておきました。しかしホント、部品が超ちっこいです。ピンセットでも掴むのが困難なレベルでした。

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7.バッテリーを取り外す

本体右下辺りのシールドパネルを外し、バッテリーのコネクタをヘラで抜き上げます。

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続いてバッテリー本体を取り外していきます。これがしっかりと固定されていて取り外しが極めて大変でした。フロントパネル取り外し以上に苦労しましたかも知れません。外してみて解りましたが、バッテリーは強力な両面テープで止められているようです。 まわりの部品やフレーム自体にダメージを与えないように注意をしながら、大きめのヘラでゆっくりテコ上げしていきました。

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8.バッテリー交換

取り外したところへ、新しいバッテリーを置きます。かなりテープが強力だったので、そのまま固定が出来ました。 iPhone 5S も2年近く使うとやはりかなりバッテリーが膨張していたようです。

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9.戻し作業

あとは分解してきた逆順で取り付けをしていきます。特に注意するところは、コネクタ類のはめ着けです。外すときにはヘラでテコ的に持ち上げればとれました。しかしはめるときにはコネクタがあまりに小さすぎるため、少しでもズレたまま押し込むとコネクタ自体を破損する可能性があります。そしてそれらが近接しているところもあったため、なかなか神経を使いました。

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10.はめ込み前に通電テスト

フロントパネルをはめ込む前に、一度電源を入れて動作をチェックしました。コネクタ類が正しく接続できていて、画面が表示されるか、ホームボタンが動作するかなど、フロントパネルをはめ込んでしまってから、やり直しにならないように、を確認しました。

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11.交換完了。

フロントパネルをはめ込み、ネジ止め、SIM カードの挿入をして無事にiPhone 5S のバッテリー交換は完了しました。

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かかったコストは、お値段1480円と交換時間約1時間でした。iPhone の分解は初めてやってみましたが、まずまずだったと思います。ひとまずしばらく動作の様子見をしてみようと思います。

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当然のことながら、各自での分解修理については保障などが対象害となる行為ですので、もしトライされる方は自己責任での対応になることをお忘れ無いようにしてください。その上で、このレポートも、どなたかの参考になるようでしたら幸いです。