私は一応法人化しているものの、実質ひとりでWeb/ICTコンサルタントの仕事をしています。
毎年、お会いした方々と接する中で、そのひとは何気なく発せられたかも知れないけど、自分にとってはストンとおちたセンテンスをストックしておくようにしています。
そして年末に、自分の棚卸しをしつつ、たくさんある言葉の中からまとめをしているのですが、2013年はまだまとめていなかったので、記しておくことにします。
Patience wins out in the end
ー 通信会社副社長様
なんの話題だったか忘れたが、Facebook 上で炎上していたときにぽそっとコメントされていた言葉。
下手な発言しないことが一番賢明というその方らしいインテリジェンスな教えだったと感じました。無駄口の多めな自分は見習えるようにしたいところです。
暑苦しくていいんじゃないっすか
ー 若手のコンサルタント様
セミナーを受講した際にその方が実践されている手法やアプローチを端的に伝えていた言葉。
暑苦しくても泥臭くてもいい。密接に関わることが大事という考え方に後押しされたタイミングでした。
明日晴れるかなぁと言ってる人に、天気図の読み方を教えても意味ないよねみたいな感じ。
ー 色彩の専門家様
前述の真逆のコメント。SNS上の発言で直接的に自分に対してでは無かったが、自分のコンサルティングスタイルに疑問を投げかけられ、一考する機会を頂けた言葉でした。
社員は社長を超えない。社員は社員なんだから。社長を超えてたら独立してるよ。
ー 企画デザイン会社の会長様
会長さんが行ってこられたこれまでの話をお聞きする機会がありました。
何十年もの経営ノウハウをたくさんお聞きした機会でした。その中のひとつに、従業員を雇うことに対しての考え方で出てきた印象的な言葉でした。
一箇所に偏るから負担が行くんであって、あっちこっちで幸せならみんなうまくいくでしょ。
ー 占いのお師匠様
近しい人と人どうしのトラブルへの考え方を述べられていたときのひとこと。
いわゆる「重いよね」という言葉をうまく展開して表現されていたので印象的でした。
できないんじゃなくて、その部分は「未開発」なだけです。
ー 心理カウンセラー様
年頭まで受講していた心理セミナーの先生に何かを気いた際、「それはできそうに無い」的な返答をしたときにいただいた言葉。
確かにその瞬間、できないのではなく、無意識のうちに自分で壁を作ってやらない理由化していたことに気づかされました。
光を書きたければ影を描け。/どんな黒歴史だって自分にとっては実績なんだから。
ー コピーライター・コンサルタント様
昨年は少し自分に対して悩んでいた時期がありました。その時相談に乗って頂いた際に、「弱み」を「弱み」として捉えるのではなく、肯定した考え方で捉えることを教えて頂いた言葉でした。
平均であって、悪いときでも伸びている人もいれば、良い時でも落ちている人もいる。
ー 印刷会社の社長様
あるセミナーで講師をなさっていた印刷会社の社長さんが、締めくくりに「不況の折」と言うのは理由にならないと言う話の中で仰っていた言葉。
自分のところは、自分のところ。そう言う意識の持ち直しができました。
技術を伝えるのではなく意識を変えることを気づかせるのが大切なんだ。
ー 企画デザイン会社の会長様
プロジェクトのアドバイスを電話で頂いた時のことでした。
ITに関わる方面の人たちが技術を提供したがることへの提言として頂いた言葉。
スムーズに物事を動かす、技術追いだけで、陳腐化しないためには何が大切かを教えて頂くことが出来ました。
この考え方をふまえてお客さんに接するようになってから、とても仕事がやりやすくなりました。
テレビや書籍から得たセンテンス
その他にも、ぼんやりとテレビを見ているときや、本を読んだときにストックした、面白いなと思ったセンテンスもいくつか上げておきます。
- 「 情報」が集まって「知識」になる「知識」を有機的に介したとき「知恵」が生まれる
- 誰もが孤独と上手に付き合っていく必要がある。孤独感を減らすものは、恋人の有無などの「環境」ではありません。「自分次第」なのです。
- 信用をうるためには顧客が被るリスクを排除する
- 人の噂も75日。いや、このご時世なら40日ぐらいかな。
- 良い情報があっても、伝わらなければ意味が無い。
今年はどんな言葉に出逢うのか。
今年もまた、色んな人とお会いして、良い言葉に出会えるよう、頑張りたいですね。