腐っても8期目
先日税理士の先生と昨年度の決算書類の整理をしました。
今年で法人化してからいつの間にやら腐っても第8期目に突入しました。
あいかわらず細々と事業拡大する野心もなくマイペースで日々を暮らしているわけです。
とはいえ、自分で仕事を始めてまる10年ともなれば、全く昔は無知だった決算書類も多少は読めるようになって来ました。
そんなんでいいのかはオイトイテ、財務に無知だった頃よりは程度が良くなったという前提で話をすすめます。
比較決算書を読みながら
周囲の方はご存じの人もいらっしゃるとおり、一昨年とその前の年は盛大に業況を悪くしました。
あれよあれよと、あっさり5本越えではすまない赤字に転落でした。
とは言えおかげさまで、今のペースならあと2年でぼちぼち完全財務再建なペースになりそうです。
比較決算書的には昨年は前年比約+360%ぐらいの経常利益となりました。
累計の純資産でみても、なんとか黒字転換の目処が付くところまでこれたと思います。
(一応盛大に儲かったことになってますが、そのために何をしたのか、それでどう感じているのかは、また気が向いたらの機会にします。)
とは言え表現する数字だし...
なんとか1期単独としては大幅な増収増益ではありましたが、
それも数字の表現なだけであり、まだまだ健全な数字までは少し道のりがあります。
月並みで当たり前すぎますが、たとえば、
経常利益の値が良ければ、当然儲かったようにみえます。しかし、それは課税対象が大きな分けで実質的には潤っているかは別ですね。
経費を増やせば課税対象は小さくなる。その分利益は上がらない。。
複式簿記とはよく言ったもので「右をいじれば左が出る。」そういうものだとつくづく感じています。
意として作る数字
むかし、とある社長さんにこう言われたことがあります。
「財務諸表はそのひとがつくる物語」だと。何となくその意味が少しずつわかるようになって来た気がする今日この頃です。
どういう観点で、どういう数字を良く魅せるのか、あえて抑えるのか。そう言うバランスをもって描いた数字の表として実現していく。
なんとなく、財務っぽいことができつつある今日この頃です。
そして、今期はどう数字を彩るかの方針をまだ決めかねている石井さんでした。
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