先日からETCなしで走行してます
載せ替えのために、先日からETC車載器を取り外した状態で外まわりをしています。 毎月平均で2万円ぐらいは通行料を支払っているので、久々にETCがない状態に戻るといろいろなことが見えてきたり考えさせられたりします。 今回はそんな話を今日要しておきます。
案の定のレーンミス
数年間経っていることもあり、すっかりETCがついているクルマになれてしまっているようです。無意識のうちに何度かETCレーンに入ってしまい、ゲートオフ... orz
何度か世の中の皆さんの通行の妨げになってしまう始末です。
写真にもあるとおり、ETCレーンに入っちゃってからもらえる通行券は、なにやら普段の黄色い券とは違い紙が青いようです(笑)
ETCで得たもの失ったもの
すっかり、ETCゲートを抜けてサクッと決済されることになれてしまっていることをあらためて感じているここ数日です。そして何より、どれほど楽しているのかをあらためて痛感しています。
- 一旦停止して、小銭なり千円札をせっせと収受員さんに渡す。
- ほどよい距離感で手が届くように横付けすることに気を遣う。
- 小銭や通行券を渡す時に落とさないように気を遣う。
- それ以前に、走り出す前に通行料いくらだったか考えて予め小銭を並べる。
- 目的地までに何回ゲートがあっていくら払うことになるか予め計算して準備する。
..などなど、数年前までは当たり前のようにやっていたことが、こんなに大変で煩わしいことだったのかと感じています。
しかし、それは裏を返せば、利便性を得るということで、それまで嫌でも鍛えられていた、段取り力や危険予知力、収受員のおっちゃんとのささやかなコミュニケーション、そういった人としての持っておくべきスキルを使う機会を省いてきたとも言えるのかもしれません。
社会対面が優先されてた結果?
ETCが導入されて、エコドライブや、人員削減、支払いトラブルレスなどなど、社会的にはすさまじい進歩をしたかもしれないです。しかしそれと引き替えに、個々のスキルというか人間としての感覚は大きく退化してしまっているような気もしました。むしろこれは「スマートになった」と言う名の個々の進歩なんでしょうか...。
こういったケースはETCに限ってではないでしょう。他にも便利になればなるほど、似たようなトレードオフなできごとは、気づかないうちに日常でたくさん経てきているのでしょう。
今回はほんの数日間、ETCひとつ使わないことで、これだけのギャップがあることをぼんやりと思ったのでした。
..と、小難しいコトは置いといて、とりあえずは間違って、またETCレーンに入らないように注意して安全運転したいところです。
今回の回し者エリア

- メディア:
- この商品を含むブログを見る