急に何を思ったのか、ぼんやり頭の片隅にあった、Canon の単焦点レンズ「EF-50mm/f1.8 STM 欲しいなぁ」を実行してしまいました。もともとお手頃なレンズですが、コストを抑えて自分の持っているレンズラインの改善をしつつということで、今回はレンズ買い換えで対応してみました。その考え方なお話しです。(約2分30秒な記事:約15000文字)
古いのからお手頃なのに買い換え
単焦点レンズを買い換えてみました。これまで、Canon EF-85mm/f1.8 USM という十数年前(2002年発売だっけ?)のモデルの中古レンズを使っていました。
いろいろ不満点が増えてきた
このレンズ、ポートレート用な画角なので、屋外ではそれなりによいのですが、APS-C のボディで使うと、中望遠(35mm 換算で約120mmぐらいだよね。)になっちゃうので屋内では使いずらい状況だったんです。加えて経年なのか、ジコジコとうるさいAFもより鈍い感じになってきました。
フォーカスリングの動きもちょっと歪み感のあるまわしずらさが出てきちいます。(どこかで知らないうちにぶつけたかなぁ…) そして撮った写真に発生するフリンジも、今となってはけっこう酷い部類にはいるようになって来ました。(特にパープルフリンジ)
ということで、思い切って下取りに
ということでこの際、条件の合いそうな新しいレンズにしてしまおうと、思い切って買取に出しました。 そして、その下取り額で余裕を持って手に入れられる価格帯でのキャノン純正のレンズでの買い替えです。
Canon EF-50mm/f1.8 STM ゲット
そして、EF-50mm/f1.8 II から、25年ぶりにリニューアルされた、 キャノンが誇る「新、撒き餌レンズ」こと、EF-50mm/f1.8 STM をお買い上げ。ニーズにあわせた、お手頃な次元でのレンズ入れ替えをしてみました。
EF-50mm/f1.8 STM を迷っていた理由に、EF-50mm/f1.4 の方がリニューアルされてくれないかなという期待もありました。しかし先日35mmのLレンズがリニューアル発表されたこともあり、しばらく期待できなさそうなだと感じました。そんなこともあり、EF-50mm/f1.8 STM に一気にGo がかかったところもあります。
レンズを買い替えて期待していること
50mm になったことで、普段の使いの画角に適した広角化ができたと思います。 そして、EF-85mm/f1.8の頃よりも、十数年経って改善されているであろう、レンズコーティング技術への期待もあります。(簡単に言えば激しいフリンジが出なくなって欲しいということですね。) そして、当時のUSM よりもスムーズだったらいいなというSTM への期待です。たまに動画の撮影もするので、ジコジコ音立てながらぼんやりピントが合ってくる状態が改善されたら嬉しいところです。
レンズも生モノやね
こうやって並べてみるとIT機器同様、レンズもデジタル化でかなり「生モノ感」が色濃くなっている気がします。
とりあえず、ボディにEF-50mm/f1.8 STM を着けてみた
やっぱり、カメラのカメラらしいプロポーションがいい感じですね。 明日は持ち歩いて試し撮りしてみようと思います。レビューは気が向いた頃に書ければ...。