いよいよiPhone 6s / iPhone 6s Plus が発売されました。今回はiPhone 6s SIM フリー版をApple から直接購入しました。その到着〜開封の儀(っぽいの)〜SIM載せ替えのレビューです。(約2分30秒な記事:約1,800文字)
SIM フリー版 iPhone とは
ザックリというと、通信会社がどこでも使えるiPhone ということです。
SIMフリー・格安SIMについては、別途ザックリまとめていますのでよろしければご覧ください。
通話やインターネット画面にはSIMカードが必要
iPhone をはじめとしたスマホの多くは、通信事業者(DoCoMo au Softbank など)との契約が欠かせません。そしてその契約をすることでモバイルデータ通信をすることができます。すなわち、無線LAN のない場所で通話やインターネット閲覧ができるようにするためには契約しなければいけないのがSIMカードです。
日本のiPhone の多くはSIMロック端末
現状の日本国内では多くのスマホや携帯端末が各キャリア専用に設定されています。これを通常SIMロックといいます。よって、それぞれに、Softbank で契約・購入したiPhone には他の通信会社(DoCoMo や au )のSIM カードを入れても通信ができないようにされています。同じくDoCoMo 版のiPhone にau や Softbank のSIMカードを入れても、基本的には使うことはできないようになっています。
SIMロックの制約がないiPhone
そういった各通信事業者専用にSIMカードを制限されていないiPhone が、SIM フリー版 iPhone と呼ばれるものになります。そしてこれは、iPhone の製造元であるApple で、先代のiPhone 6から取り扱われるようになりました。
SIMロックフリーにしようと思った理由
これまで私はSoftbank の契約でiPhone を利用してきています。そして機種変更まえはSoftbank 版のiPhone 5s を利用していました。 2年ぶりの機種変更で、iPhone 5s の残債などもないためせっかくなのでSIM フリー版を導入してみることにしました。そのために考えたことは次のような点でした。
- 2年2ヶ月縛りがまた新たに発生するのを避けたい
- 機種変更に伴い、料金プランの2年2ヶ月縛りがリスタートされるのは嬉しくない
- パケット制限などの際にプリペイドSIM などを代替利用できる
- Softbank にこだわらずに必要なときに契約変更ができる体制づくり
SIM カードの契約はSoftbank のままで
様々なネット記事で格安SIMカードとSIMフリー版 iPhone で低価格に抑える旨の内容が踊っていると思います。しかし、私の場合は、いわゆる格安SIM を利用することが最安にならないという結論に至りました。
自分にはSIMフリーのデメリットの方が多そう
格安SIMに契約を変更する大きなメリットは破格なデータ通信料金だと思います。その反面、1分あたりの通話料が割高であったり、場合によってはショートメッセージ(SMS:いわゆるケータイのメール)が利用できなかったりします。 レビューによっては、データ通信の品質も金額相応であるという話しもチラホラと見聞きします。
ケータイ料金最安値は人それぞれに違う
そして何より、ケータイ料金を安く抑える、万人共通な決定版はないと言うのが自分の中での答です。 なぜかというと、家族構成やそれに合わせた割引条件や、家庭に導入しているインターネット回線契約やプロバイダの契約の絡み、そしてセットで割引できる条件が多様すぎるからです。よって、実現できるケータイ料金最安値は人それぞれに異なると解釈しています。
通話が1ヶ月に70分あるかないかがライン
そんな中で、自分にとっては、データ通信料金よりも通話料金が総合的な金額を左右する要因であると分析しました。その結果、1ヶ月に70分あるかないかというラインが格安SIM にするべきか、ケータイキャリアの定額プランを利用するかの分岐点であることを見いだしました。そして、結論として総合的な安定性やフォローなども加味して、格安SIM での運用よりもケータイキャリアの定額プランの方がよいと判断しました。
開封〜SIM載せ替え
ということで、新たに到着したiPhone 6s SIMフリー版には、これまで通り使っているSoftbank のSIM カードを差し替えるだけで移行作業は行うことができました。
事前に予約しておいたiPhone 6s が午前中に到着です
今回も64GBにしました(やっぱり128GBにしておけばよかったかなぁ…)
同梱品はいつもの感じですね
開封〜電源を入れるとすぐさまSIMがありませんとダイアログがでました
iPhone 5s を引っ張ってきてSIMカードを取り出します
そしてiPhone 6s 側のSIMトレーも空けます
そのままSoftbank のSIM カードを差し替えて挿入
各種初期設定が始まりました
電波表示も問題なく電波受信の●が表示されています
(設定完了後、電話の受発信もしてみましたが問題ありませんでした)
差し替え・Apple ID 入力などであっさり移行完了しました
おまけ:内梱包方法がすごかった
Apple から送られてくる製品は必ず製品の本箱とは別に外箱が付いています。これはApple の考え方が箱自体も製品(というか作品)であるという思想から来ているのだと思います。よってその箱を汚さないように、凹まないように、配送シールを直接貼られることがないようにといった理由で外箱があるのだと理解しています。
今回その外箱と本箱の間のずれ防止や緩衝材のかわりをするための梱包の仕組みがとてもすばらしい方法だったと感じました。こちらもオマケ的に動画で載せておきたいと思います。