「簡易アクセス」と言う機能だったことをいまさら知る
iPhone 6 /iPhone 6s などを使っていると、不意に画面がしたに下がって、下半分表示になることがあります。 私はこれまでずっとバグだと思っていました。実はこれ、れっきとした意味があったのです。「簡易アクセス」(Reachability ,片手モード)という機能だったのです。それを今更ながら知りました。今回は知って納得、意味を理解してスッキリなお話しです。(約3分な記事:約1,300文字)
意味を知ったのはiPhone SE 画面サイズのレビューをみていて
以前に 記事で書いたとおり、ただいまSIMフリー版 iPhone 6s を使用しています。
しかしやはりサイズ感は5s までの4インチのほうがしっくりきて使いやすいと半年ほど経ちますがいまだに思っています。
そんなこともあり、iPhone SE ってどうなの?的に 画面サイズのレビューをいくつかみてみました。
ホームボタンを2回タップすると下半分表示に
そのなかで、「Touch ID なホームボタンをダブルタップすると、画面がしたに下がって半分表示になる」というくだりがありました。 そこではじめて下半分表示になることが機能であることを知りました。ホントいまさらです(笑)
ホームボタンの"2回押し"と"2回タップ"の違い
ホームボタンダをブルタップがトリガー(引き出し方法)であることも知りませんでした。これまで偶然にもそう触ったときに画面が下半分にさがって「なんか変な表示になった。」と思っていました。 ココでポイントなのが、”ダブルタップ”であること。物理的にホームボタンを2回押しするとアプリケーションスイッチャーが発動してしまいます。 この細かな違いで機能の差がついていたとは気付きませんでした。
そんなこんなで、これまでずっと、下半分にズレて下がってくるのは、画面表示のバグだと思っていました。(いま思えばお恥ずかしくて仕方ないというオチです)
したに下がるのは片手で届きやすくするため
「片手モード」「Reachability」とも言うくらいなので、大きくなった画面の上部にも片手で届きやすくするための補助機能です。 6Plus /6sPlus には画面が大きくなった操作対策があるのは知っていました。 6/6s にも、5sの頃の4インチから、4.7インチへと画面サイズアップをした対策がちゃんとあったのです。
意味がわかったうえで意図的に使ってみると、かなり納得しました。(我ながらアイフォーン ならぬ、あんぽ〜ん な気分です。)
iPhone の設定で画面が下がらないようにもできる
このあと調べてみましたが、この簡易アクセス機能は、オフにすることもできるようです。ホームボタンをダブルタップしても、iPhone の画面が下がらないようにもできるのです。
[設定]-[アクセシビリティ]と辿る
設定のなかにある、アクセシビリティへと進んでいきます。そして、スクロールします。なんと中程に簡易アクセスという項目があるではありませんか。
以前みたときには意味がわからずにスルーしていたのだと思います。このボタンをオン/オフすることで下半分表示を使うか使わないかを決められたのです。
下半分になる意味を知ってスッキリ
かれこれ半年以上、iOS の画面表示バグだと思い込んでいました。 そして機能名を知らなかったこともあり、調べる術もなかったので、本当に良い気づきの機会となりました。
案外同じように「うっとうしいなぁ」、「なんで下に下がるの??」「上半分空いちゃったけど」、「画面がズレるんだけど???」と思われている方もいらっしゃるかも知れません。そんなみなさまの参考になれば幸いです。
以上、アイフォーンな勘違いなお話しでした。