MacBook Pro Touch Bar モデルを導入しました。私はMac を概ね15-18ヶ月で入れ替えをする使い方をしています。 そろそろMacBook Pro Touch Bar モデルも在庫も不具合も安定して来た頃ではないだろうかと、入替に踏み切りました。 いつも入れ替える際はフルカスタマイズモデルを導入しています。今回はそんな導入と移行のお話しです。
もくじ:MacBook Pro Touch Bar 導入レビュー
MacBook Pro Touch Bar モデル
ふらーっとAppleStore に。今回の本題はMacBookPro の在庫を聞くこと。 表向きにはネットでみればわかります。そしてどちらにしてもカスタマイズしたモデルを手に入れようとするなら、オンラインオーダーになります。さらにそこから約1週間ぐらい、海の向こうからやってくるのをオーダーページを見て待つわけです。。。
フルカスタマイズモデルはお店にストックされている
しかし実は店頭には、展示にもモデル表示されていない、CPU/HDD/グラフィックのすべてを最大限にカスタマイズモデルがストックされています。(お店では通称「アルティメットモデル」と呼んでいるようです。) これまで買換の度にそのアルティメットモデルを導入をしてきています。
アルティメットモデルでゲットできれば時間的なメリット
MacBbookPro 自体も発売から数ヶ月経って、そろそろストックが出て来てるのではないかと見にいってみました。 そこで手に入れば1週間、時間が儲かります。案の定、少なめながら在庫ありとのことでした。ちなみにその時は、他の規定モデルも全て在庫在りでした。だいぶ流通も小慣れてきているようですね。
ということでだいたい15-18ヶ月で入れ替えをする使い方をしている石井さんは、早速にお買い上げしました。
USB-C 対策で最低限度これ買いました
今回のMacBook Pro は皆さんご存じの通り接続ポートは刷新されてUSB-C になっています。おそらくこの先いろいろ塡まりながら学習するとしても、ますはSDカードが読み出せて、マルチディスプレイ接続ができないと自分は仕事になりません。ということで、USB-C DisplayPort ケーブル と SanDisk のExtreamPro SD UHS-II USB-C Reader はゲットしました。 この2つだけでも8千円くらい。まだまだUSB-C まわりは割高ですね。
Mac の強み:移行アシスタントが優秀
Macは移行が簡単なのが強みです。さまざまなサービスがクラウド化しての昔ほどの突出したアドバンテージ感はなくなりましたが、移行アシスタントの存在は強力です。新旧両方のMac を統一LAN内で無線またはケーブルで直接繋ぐか、thunderbolt ケーブルを直結して、移行アシスタントを起動すればOKです。
今回は無線LAN経由で移行
ホントにゴッソリとアプリから設定から、はたまた、デスクトップ上のファイルやホルダの配置まで全てが横滑りして移ってきます。今回はUSB-C だけになってしまったこともあり、ケーブル接続が難しい状態となりました。(繋ぐ方がホントは転送が速いんだけど。)そのためだけにthunderbolt の変換ケーブルを買うのも難だったので、無線LAN経由での移行をしました。
それでも約250GBのデータ移動で2時間弱でした。お昼ご飯を食べて、ひとつお遣いに行って帰ってきたら、朝までの同じ環境が新しいMac で使える状態になりました。
Mac の引っ越しはとても簡単
よく、Windows ユーザーの方でPCの入替といわれると、本当の住居引っ越しぐらいの大変さをイメージされる方がいらっしゃいます。(仕事柄、お手伝いすることもありますが、実際にそういうところあると思います。)その辺MacOS はやっぱりよくできていると感じます。
TimeMachine を使っていれば保険データもある
ここまでの話しからだたと、そんなお気軽でいろいろ業務に支障が無いのか心配な方もたくさんいらっしゃると思います。 その辺りは、普段からTimeMachine バックアップをしていれば、もうひとつ保険をかけている状態となっています。
あたらしいMac に移行したあとでも、不足していたり、まちがって消してしまったファイルがあれば、従来通りTimeMachine バックアップにアクセスをすれば、過去データを操作することも引き継がれています。 なので、最悪、何かの理由で旧Mac に戻さないといけない場合でも、逆、移行アシスタントをすることで再現が可能です。
このあたりの仕組みはホントによくできているお思います。 この手軽差と、切替のフレキシブルさはやはり他のPCプラットフォームよりすぐれているところだと思います。 しばらくMac からは抜け出せなさそうです。
Touch Bar のレビュー
Touch Bar (タッチバー)とはなんぞや?ということで、皆さんご存じかも知れませんが、実際の様子を動画にしてみました。
詳しくはApple 公式をご覧ださい。 support.apple.com
MacbookPro 2015との違い
ひとつ前のモデルである、MacBook pro 2015 i7/2.5GHz/Radeon R9 M370X のとの比較などを少ししていきます。 詳しいスペック比較は公称データや他の方のベンチマーク記事に任せるとして、この記事を書きながら、感じたところをいくつか挙げてみます。
15インチのサイズ感
- 例え数ミリとは言えやっぱり薄くなった感じと軽い感じはあります。
- 縦横サイズも指1本分ぐらいずつコンパクトになっています。
- この縦横サイズのスリム化は地味に効いていると感じています。これまで15インチ対応のバックやケースでも、ものによってはギリギリ入ってます感なものは少なくなかったと思います。
- 自分が持っているいくつかのカバンでも試してみましたが、この指一本分の差がとてもスムーズな出し入れを実現してくれていると思います。
タイピング感
- キーボードはかなり薄くなりました。タイピングの仕方にもよるのかも知れませんが薄くなってはいるモノのやたらと音が立つようになったと感じます。
- 薄くなっているので全般的に筐体の密度なども増しているはずですが、やたらと空箱感のある取り回しや打鍵感です。
- MacBook の使用感を継承しつつで、全く別のキーボードに交換というわけではないのでそこまで極端にかけ離れた使用感ではないですが、しばらく慣れが必要そうです。
- キーボードを変えたときによくある誤タイプ、誤植は軒並みな感じです。
グラフィックス
- この記事の写真などもマルチディスプレイ接続したLightroom で行ってみました。
- 総じて体感で解る処理の速さを覚えました。RAWプレビューをタイルで一覧表示をしてスクロールしていった際ににシャキシャキとついてきます。
- また別で、Final cut で30秒の動画の読み出しもやってみました。そちらでも体感できる差は明白でした。
- 2015モデルの時はパラパラ表示な感覚があったので、その差は明らかです。
- さすがにグラフィックメモリが4GBになっただけのことはありました。
番外:SDカードリーダー
- SanDisk のExtreamPro SD UHS-II USB-C Reader お値段相応にスゴイ性能でした。
- USB-C に対応しているだけのこともあり異常に速いです。
- SDカード自体もExtream Pro をつかっているので、ようやくその速度の恩恵を得られたと言うべきでしょうか。
- 一眼で撮影したJPEG データの取込が、一昔前のテキストファイルのフォルダ移動のような感覚でスルスルと終わりました。
- Raw データがこれまでのJPEG 画像を取り込んでいるような感覚でした。
総じて話題はTouch Bar に持って行かれ気味ですが、堅実なスペックアップもはかられていると感じました。