毎度毎度の年末年始のうちにやることにしている恒例棚卸し行事です。2018年にお目にかかった皆さんと、メディアから得た言葉を今年も見返してピックアップしてみました。2018年は学びの場へ会する機会よりも実作業が多かった1年です。そこで今年は、自分が体験した中から感じたセンテンスもいくつか挙げてみました。(順不同です。特に順番には意味はありません。)
もくじ:2018年に学びを得たことば
お目にかかった皆さんから
どうせ噛みしめるなら、いい味出したいなと。
(Web制作会社社長)
ある番組で仕事観を語っていらっしゃったなかでのセンテンス。 肩に力を入れないながらも、こだわりは保っていきたいと言う姿勢が覿面な表現で妙に納得しました。 そしてこのスタンスはマネしてみたいと感じました。
完成形は自分が決める
発声と滑舌のトレーニングに通って数年が経ちました。ある程度直していくべきところや手厚く取り組まないといけないところが見えてはきていましたが、どんな風になったらOKなのかが描けないままでした。 そんなことを質問してみたときにいただいた回答でした。 発声と滑舌以外でも、表現をしていくことには絶対の正解はない。どうあるべきかを最終的に決めるのは自分だとあらためて気づかされました。
平等でなく機会均等と公平を
(行政書士)
春頃、社会参画への平等...みたいなことを考える機会がありました。そのとき、自分の中ではごっちゃになっていて、明確な整理がついていなかった「平等と公平の違い」についてを説いていただけました。 そのおかげで、この辺りのことに感じていた無秩序なモヤモヤ感がスッキリして自分の中での考え方やスタンスをまとめることができました。
みんなが同じことをするのが平等ではなくて、適材適所、その人にあった仕事であったり、場所があり、発揮感が得られることが平等だと思います。
(大学講師)
こちらも同じく、「平等と公平の違い」についてのひとつの考え方を教わったセンテンスです。万人なんでも全てが完璧にできる前提のようなニュアンスでモノゴトを推し量る風潮へのモヤモヤ感に対して、「適材適所」、「役割分担」という概念がいかに有用なことであるかをあらためて理解できました。
コミュニティって負担になったらコミュニティじゃないから
(書体の専門家)
勉強会を主催することに関しての雑談をしていたときのことでした。有志での運営の場合は、概ねいつかは続かなくなりがちです。そんな下りでお伝えいただいたこのセンテンスはとてもハッとさせられました。それと同時に、過去に自分が携わったことがあったときはどうだったかなと省み、欠けていたもののひとつを気づけた気がしています。
相手が儲かるしくみを示せなければ触手は動かない
2018年は新しい事業のために設備を積極的に整えました。その設備でより有効なマネタイズを考えていくためのお話に乗っていただいた際に仰っていただいた言葉です。いつも、三方由とか循環という視点で考えているつもりでいましたが、まだまだ落とし込んでそれができてはいないことに気づかされ他のと同時に、よい課題の明確化となりました。
先に言えば、説明。 後に言えば、言い訳。
(行政書士)
一時期なにかと、事後報告や期限が過ぎてからの連絡を受けることが多くありました。そんな悶々としたタイミングで偶然に全く別の話をしている時に出てきたこのフレーズが全く以てしっくりきすぎて痛快でした。 そのご予めこのフレーズをお伝えした人たちは、不思議と連絡が遅れることがなくなったり、不通のままとなる状況も減りました。
たすかる
(うちの親父)
うちの親父とおかんが、自分達が面倒を見られるとはどう言うことなのかを雑談しているときの何気ないフレーズでした。 「介護とかそういうコトにならないよう、迷惑をかけないように生きていくのがみんなが一番たすかるんだ。」何故か妙にこの「たすかる」と言うことばの意味が、いままでの自分の認識の中にあった、"致命的な際の危機回避ができる"と言う意味以外でストンと入ってきました。 "みんなが受動されて平成な状態でいられる”という意味ではじめてこのことばを捉えることができました。
自分の体験から
「役立つ」は自分の満足、「助かる」は相手の満足
前述の親父の「たすかる」の話しから数日後のことでした。ふとあたまの中で「役立つ」と「助かる」はどう違うのかと言う疑問が湧きました。そして辞書などを調べたり自分のこれまでの経験をふまえてみて、いまの段階で行き着いた答えがこの違いでした。 そして、この認識に則って日々の業務や相手へのアプローチを行っていくことができるように努めるようになりました。
肯定するチカラ
春先は各処への提案や審査書類の提出が多めでした。結果としてほとんどのものがあともう一歩でのやり直しや、修正提出といった流れでした。これらは正解のある取り組みでもなかったので、若干諦めな気持ちになったこともありました。 そんな時ひと息ついて感じたコトでした。「世の中、基本的には何をやっても否定をされる。受け入れてもらえるコトは簡単ではない。相手が否定する前提である限り自分が肯定をできないものは相手だって肯定をしてくれることはない。」 ひとつの自己受容というか、良い意味での甘えというか、堂々と「これが良いのです!」を伝えて負けずに乗り切るコトの大切さを感じた時期でした。
熱意があるのと暑苦しいのは違う
秋頃、ある若い営業さんが積極的に商品の提案で足繁くアポイントをとって通ってくれました。 「これがベストです!」とグイグイ売り込んでくれることはよかったのですが、若干忖度も多めでした。 そのうち、だいぶあらぬ方向へ話も進んできていたので、この人は何が違うのかなと接し方を見直してみたときに気づいたことでした。 そしてあらためて、自分自身もそういうコトをやってないか見直す機会になりました。
丸くなるには、 それなりにぶつからないと尖はとれていかないのです
最近、昔に比べて反論とか、意見を突き抜けて表明することが減った気がしています。そんな際に思い返してみてぼんやりと頭に浮かんだフレーズでした。
得るためには呼吸と一緒で吐き切らないとより多くを得られない
2018年は、移転や環境の変化に伴い、かなり多めの額の出費が続きました。大丈夫かなと心配混じりにため息をついたときに気づきました。「より多くを得られるようにするためにはそのための場所を用意しないといけない。そう言う意味では呼吸と一緒で吐ききらなければたくさん吸い込むことはできない。吐かずに吸い続ければ過呼吸になってひっくり返ってしまう。」 こんな気持ちの切り替えができたことで、もう少し辛抱ができるメンタルを得ることができました。
メディアから
目標って具体的になればなるほどやりがいがあるんですよね。
(三浦豪太:ひるおび|オリンピック報奨金の話題でのコメント)
空っぽの容器は一番大きな音をたてる
(@sig226jp:Twitter) https://twitter.com/sig226jp/status/978804019773652993
お・ひ・た・し
( 西出ひろ子:オトナンサー|『新人に「ほう・れん・そう」を教える上司が心がける「お・ひ・た・し」に共感の声、その内容は?』) https://otonanswer.jp/post/8497/
「事実」と「評価」を分ける
(リクナビNEXTジャーナル『濡れ衣を着せられそうになったとき、自分を守るために身につけたいフレーズ5つ』) https://next.rikunabi.com/journal/20150225/
何かを始めたばかりの初心者には『正しさ』よりも『楽しさ』を先に覚えさせるべき
(togetter) https://togetter.com/li/1281501
叩けば直るのは親の機嫌だけ
(@avogado6,@b0pink:Twitter) https://twitter.com/b0pink/status/1065212728384450561?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1065212728384450561&ref_url=https%3A%2F%2F1kando.com%2F98679
板挟みになるということは、モノゴトの中心にいるということ。モノゴトの中心にいなければ板挟みになることはない。
ワーク・ライフ・ハーモニー
(ジェフ・ベゾス:『ワーク・ライフ・バランスは人間を消耗させる? ジェフ・ベゾス氏の驚くべきアドバイス』) https://www.businessinsider.jp/post-167024
一命二運三風水 四積功德五讀書
(n.tom:note) https://note.mu/tomotana/n/nf3d619967158